被災してました*3
2016年 08月 10日
車の窓は壊れたけど、エンジンはかかったので街を偵察に行ってみました。
ここは通れない。。。
ここは取りあえず一車線は通れる。
あちこちで電柱が倒れたり、傾いたりして電線が切れたりたわんでたりするので、運転も冷や冷やです。
停電で心配なのは断水!電気が無いより水が無い方が不便ですからね~。特にトイレ!
非常時には『まず水を溜めろ!』と言いますが、うちのお風呂は2つあるのですが、1つは栓が固くて動かなくて、もう1つは栓が外れっぱなしで出来ない。つまりお風呂には水は溜められないのです。
一応、バケツ2つと大鍋1つ、炊飯器のお釜に水をためておきました。
しかし、発電機が動いているおかげか、断水にはならなかった!
なのでトイレも大丈夫だったし、食器も洗えたし、シャワーも毎日浴びられました(水シャワーですけど暑いから問題なし)。
お店も、小奇麗なスーパーSaveUは発電機動かしながら通常営業。中華系のスーパーも開いていました。ちゃんと店内は電気点いてて、冷凍庫も動いていました。皆さんハリケーンに慣れてる?
停電になるだろうから、缶詰とかパンとか加熱不要の物を買っておけというお達しでしたが、ベリーズ人はあまりそんなことしてないみたい。
確かにパンコーナーは品薄でしたが品切れにはなって無かったし、ハリケーン翌日でもリー・チー・チキンも開いてたのでそこでフライドチキンも買えたようですし。
うちは家にある物で食いつなぎましたが、呉媽とかも営業していたようで、電話すればデリバリーもしてくれたようです(台湾人情報)。牛肉麺とか餃子とか。台湾人はみんなでそこに行って食べていたようです。
困ったのは暑いので洗濯物が増えること!
さすがに3日目には手洗いしてベランダに干しました。断水じゃなくてホントに良かった。。。
しかし『これではいけない!』と思って太陽礼拝とかしてみたり。。。
アパートのスタッフに「いつ電気来るかなぁ?」と訊いても「誰にも分からない。。。明日かな?」って感じだし。まあ、アパートのスタッフを責めてもしょうがないしねぇ。住人同士、何だか連帯感がありましたよ。置かれてる境遇は同じだもんね。
ロビーで充電しながら住人同士お喋りしたりして気を紛らわしていました。
3日目の夜8時半頃、コンドミニアムのゲートにトラックが停まったなぁと思ったら、電気会社のトラックでした!
電気が戻った!!!
思わずベランダからおじさん達に手を振ってお礼を言いましたよ~。見えてなかったみたいだけど(笑)。
こうして足かけ3日にわたる停電は無事復旧しました。
20年前にアフリカで丸まる3日間の停電を経験しましたが、その時はスーパーも停電してたのでしばらくスーパーでの買い物も控えていました。
ここは停電の間中スーパーでは発電機が動いていたようで、4日目になってスーパーで牛乳や冷凍の鶏肉を買ってみましたが全然大丈夫でした。
冷凍のお肉も、トレイに肉汁が溜まってはいなかったので解凍された様子もないし。
やっぱりこの国はハリケーンに慣れているのね。しかし、夜に電気の修理に来てくれたのを見て感激しました。途上国の人って、夜中は仕事しないって思ってたから~(^_^;)。
5日目には無事TVとインターネットも復活しました!
しかし不思議なことに、ハリケーンが過ぎ去った後はな~んにも報道されないんですね。被害状況とか。
ラジオつけてもやっているのは音楽番組ばかり。ハリケーン前はラジオで上陸情報ずっとやってましたけど。
過ぎてしまったことにはもう振り返らないのかな?前向きですね!国民性?
まあ、こんなに暑くて明るい国だとやっぱりポジティブ思考になるかもね!?
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